学生団体Realize の読書録

毎月4冊以上読んでるRealize運営陣の読書アウトプット!

「29秒の決断」即断即決が成功者の条件である!!

20年間の調査を金銭的援助なしでやる気はあるか?byカーネギー

1908年、新聞記者として世界の鉄鋼王アンドリュー・カーネギーにインタビューをした事をきっかけに、「20年間無償で500名以上の成功者の研究をして、成功哲学を体系化してくれないか」と頼まれる。 彼は「やらせてください」と即答、それから20年間苦悩の末、約束通り1928年に『頭を使って豊かになれ(思考は現実化する)』(Think and Grow Rich)を執筆する。

参考:ナポレオン・ヒル - Wikipedia

タイトルは鉄鋼王と称されているアンドリューカーネギーが、「思考は現実化する」という著書を書いたナポレオン・ヒルという成功哲学の祖と言われる人物に成功哲学を体系化してくれとお願いした時に言った言葉です。

そしてそれに対して、ナポレオン・ヒルは即答(29秒)で「やります」と言ったそうです。

 

するとカーネギー

「29秒。君が答えを出すまでに29秒かかった。私は1分を超えたら君を見込みのない、ただ一人の人間として諦めるつもりだった。この種の決断というのは、1分以内に出せる人間でなければ、その後何をやらせてもダメなものなんだよ」

と言ったそうです。

これが成功哲学の祖と言われるナポレオン・ヒルが残した「29秒の決断」という成功者の条件です。

 

やる気がないから行動できないは嘘?

損保会社の社長W・クレメント・ストーンの言葉で

「人は熱意があるから行動をするのではない。熱意ある行動をするから、熱意が生ずるのだ。」

とあります。

これがどういうことかというと

「熱意があるように振る舞うことで本当に熱意が生じる。」ということです。

「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」という心理学者ウィリアムジェームズの言葉も似たような感じです。

 

世間的に成功者と言われてる人たちがいうのが、「まず行動しろ」ということ。

これは心理学でも裏付けされていて、「やる気がないから行動できないのではなく、行動するからやる気が出てくる」という作業興奮の原理というものがあります。

これは脳科学にも関係していて、「手を動かす」のようにまず行動をすると

脳内では、ドーパミンが分泌されるのです。

 

簡単にドーパミンの説明

ドーパミン(幸福物質)

ドーパミン分泌=幸せ

・幸せになる方法=ドーパミンを出す方法

・目標達成の時、目標や計画を立てている時点でも分泌される

ドーパミン前頭葉の前頭連合野の「ワーキングメモリ(作業記憶)」と深く関係している。

 このドーパミンの分泌は、情報処理能力、注意・集中力、計画性なども影響している。

 ドーパミンが分泌された状態では、物覚えが良くなる。

 

ドーパミンが分泌させる7つのステップ

ドーパミンは「もっともっと」を好む物質である

  1. 明確な目標を設定する

  2. 目標を達成した自分をイメージする

  3. 目標を繰り返し確認する ドーパミンは長期に出続けるものではない

  4. 楽しみながら実行する

  5. 目標達成をしたら、自分にご褒美を与える

  6. すぐに「新しい高い目標」を設定する

  7. 目標達成のプロセスを繰り返す

運動でもドーパミンは分泌される

 

 最後に

人の脳は変化を嫌うようにできています。これはホメオスタシスというのがあるように脳と体には、現状を維持しようとする機能を持っているのです。

メンタリストのDaiGoも人は、努力と根性だけでは変われない。変化の過程そのものをワクワクなどといった感情で満たすことが大事だと言っています。

これが全てではありませんが、

結論「まず行動すること」これに尽きると思います。

 

以上 

【writer】カズ

 

 

まんがで納得 ナポレオン・ヒル 思考は現実化する
 

 

 

ポジティブ・チェンジ

ポジティブ・チェンジ

 

 

 

 

 

 

 

【自分のことが大嫌い】自分を大切にするための3つの質問

自分を大切にするための3つの質問  〜「すぐそばも幸せにできないで」〜 

 

【writer:東佳那】

自分のこと大切にするって難しいなって思ってました。
でも、そんなことなかった(*^-^*)
自分も、自分の大切な人たちもみんなでHapyyになれる本です♪


1 あなたにとって、幸せってなんですか? 

愛とはこうゆうもんやと定義をもった瞬間から、それ以外のものは見えなくなる
幸せって、形が決めるものではなく、心が決める感情


幸せって人それぞれなんです。
あたしはスマホ機内モードにして、ゆっくりご飯を食べる時間がすごく幸せです。


2  あなたの見てる世界はどんな世界ですか?

 

自分が幸せになれるような世界でしょうか。
それとも、傷つけられるような世界でしょうか。

 
良くも悪くもちゃんと自分の心が信じたものが見えるように、
体中の全細胞が全身全霊でその証拠を探し、見つけ出してくれる。
だから、心が先に決め、信じたものを見て、それが現実になっているだけ

 

 

3 あなたはどうしたいですか?


え、なんか普通!?って思われた方もいるかもしれません(笑)
でも、この質問にはっきり、心から答えられる人って実は少ないんです。

(本の中身)
自分が解らなくなるのは誰かの「意見」を気にしている時
自分を責めている時は誰かの「正しさ」を気にしている時

世間体、一般論、家族、友達・・・
自分の行動選択の判断材料はたくさんあるけど、
それをぜーーーんぶシカトしてください。
そのときにあなたはどうしたいですか?


最後に


誰かを大切にしようと思うなら、まずいっちばんに自分を大切にすること。
誰かを幸せにしたいなら、まずいっちばんに自分が幸せになること


読んでいて、心がきれいになる本です( *´艸`)
スッキリ!!気分転換にぜひ!!

 

すぐそばも幸せにできないで。 - 半径5メートルのレシピ -

すぐそばも幸せにできないで。 - 半径5メートルのレシピ -

 

 

 

【あなたの行動力はたったの10秒で変えられる】

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 能力以上に結果が出る「行動力」の秘密

 

【writer:太田琴乃】

 

こんにちは😊

 

今回は、『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』という本を紹介していきたいと思います。

 

このブログを読んでくれている方の中で、

 

・いつもギリギリにならないとやらない

・やるべきことを先延ばしにしてしまう

・やらなきゃと思いながらも行動に移せない

・考えているうちにチャンスを逃す

 

こんな人はいませんか?

 

私も、すぐに行動できないことに悩んでいる人の1人です。

どうして、やらなければいけないことは分かっているのにできないんだろう… なぜ自分には行動力がないんだろう…

そんなことを思っている時にこの本を見つけ、タイトルにグサッときて購入しました(笑)




周りに成功する人、評価・信頼をされる人たちはいませんか?

そんな人と、そうでない人との間にある違いが「すぐに行動に移せるかどうか」です。

誰かにアドバイスをされたり、、新しいことを学んだときに、10秒で動けるかどうか。それが人生を大きく左右します。すぐに動けない人はいろいろと考えた末に、チャンスを逃してしまいます。



なぜ10秒で動くだけで、それほどの違いが出るのか?

 

それは、行動に慣性の法則が働いているからです。

自転車をイメージしてください。動き出すときはある程度のパワーが必要です。しかし、すでに動き出している状態であれば、それほど力を入れなくてもスイスイ進んでいきます。

これと同じで、行動し始める時は力が必要になりますが、一度でも動き出してしまえば、その後は楽に動くことが出来るのです。

 

もっとも重要であり、一番の壁になるのが、最初の10秒間。

だからまずは、これを突破しましょう!

 

そこで、ここではこの本の第2章に記載されている「10秒で行動する人の思考法」を2つ紹介したいと思います。



◯10秒で行動する人は、「行動してしまえば、あとは楽」ということを知っている

  行動力というのは「雪だるまづくり」に似ています。雪だるま作りでは、最初に小さなおにぎりサ イズの雪の塊を作り、それを雪上に転がしていくとあっという間に一抱えもある大きな雪の塊にな ります。

  行動力もこれと同じです。大きな雪の塊をいきなりつくるのは、一見すると大変に思えるかもし れません。しかし、最初は小さな塊でいいのです。小さな塊だったとしても、少しづつ転がせばど んどん大きくなるのです。

  「行動をすればあとはなんとかなる」というのは、行動することで自分と自分を取り囲む環境が それだけ変化し、成長するからです

  もともと困難だと見えたものでも、行動することによって、少しだけ難易度合いが減少していき ます。



◯10秒で行動する人は、「まずはやってみる」で生きている

  「まずはやってみる」は細分化された小さな一歩です。

 細分化せずに大きな行動をしようとすると、いつまでたっても行動できない可能性があります。

 しかし、39度の熱を出してもできるような一歩であれば、やらないよりもやってみたほうが気づき も学びもあります。

  たとえば簿記や外国語を勉強してみようか、というのであれば、簡単な入門書を読んでみると か、ネットで調べてみるとか、すぐにできることをやってみましょう。

  「まずはやってみる」ときに大事なのは、自分の直感です。興味がある、ワクワクするといった 感覚に従って、素直に行動してみてください。直感にもとづく小さな一歩が、人生を大きく動かす のです。



最後に…

 

‘‘すぐやる人‘‘になるためのキーワードはこの本にも何度も書かれているように10秒です。

 

今回は第2章の一部だけご紹介しましたが、第3章は「行動する人になる10秒マインドチェンジ」、第4章は「結果につながる! 周りを巻き込む10秒チェンジ」、第5章は「10秒でゴールに近づく思考と行動のコツ」となっています。

 

10秒という時間で何かが変わるんです!

‘‘すぐやる人‘‘になりたいなと思う方おススメです◎

是非読んで見て下さい!

 

 

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

 

 





【相手に受け入れてもらいやすい伝え方「アサーション」って知ってますか】

他者とのコミュニケーションで有効なある方法

 【writer:池田友成】

こんにちは!

突然ですが、みなさんの中に
「無理な頼まれごとをした時に断ることができない」
「思い通りにいかないことに、イライラを感じてしまう」
「人と関わることが苦手、人間関係がうまくいかない」
といった悩みをお持ちの人はいませんか?


自分の意見や気持ちを相手に伝えることは大事なことです。自分の意見や気持ちを後回しにしたり、ごまかしたりせず自分でまずははっきりさせ、それを伝えなければ自分の中にストレスが溜まっていってしまうでしょう。

とはいっても、自分の思いを他人に伝えることって簡単なことではありませんよね

そこで、今回は他者とのコミュニケーションに有効な手法の1つとして、アサーションを伝えさせていただきます。


そもそもアサーションって?

「自分も相手も大切にする自己表現」という意味です。

それは日頃の人間関係において、自分の言いたいことを大切にして表現すると同時に、相手が伝えたいことも大切にして理解しようとするコミュニケーションです


○3つのタイプの自己表現

アサーションを理解していただくためにまずは、3つのタイプの自己表現を説明します

 

  • 非主張的表現
  • 攻撃的自己表現
  • アサーティブ


・非主張的自己表現
自分の考えや気持ちを言わず、言いたくても自分を抑え、結果として相手の言うことを聞き入れてしまう


・攻撃的自己表現
非主張的自己表現の逆で、自分の考えや気持ちを伝えることはできるが、自分の言い分わ通そうとして、言い分を相手に押し付けたりする


・アサーティブ
非主張的自己表現と攻撃的自己表現の黄金比率とも言える自己表現


この3つのタイプを次のケースに当てはめるとこんな風になります

 

・ケース
商品を買うため、レジに並んでいたところ、自分の前に、順番を守らず、横から入ってくる人がいました。


・非主張的自己表現
内心ではイラッとしたが、相手には何も言わない

内心は納得しないまま自分の意見を飲み込んでしまい、行動できなかったことに後悔をする。
さらに、横入りをした相手もそんな思いをしている人がいることに気づかない。


・攻撃的自己表現
横入りをした人に怒りを感じ、怒鳴りつけて列からどかせようとする

自分の意見が通ったことで、自分は満足するが、怒鳴られた方は侮辱されたきもちがして、不愉快になる
横入りしたのが悪いのですが…笑


・アサーティブ

自分が先に並んだことを伝え、丁寧にかつはっきりと後ろに並んで欲しいことを伝える

自分は横入りをした相手に意見を伝え、お互いが納得できる行動を目指す。相手の異なる意見と葛藤が生じることも覚悟して歩み寄れるならそうしようという気持ちもある


アサーティブな自己表現方法をとることで、相手も自分も納得できる結果を導くことができることが分かっていただけたでしょうか

  

 

○最後に


私たちは、いつでも自分も相手も大切にしたコミュニケーションができるとは限りません。言いたいことが言えなかったり、言い方を知らなかったり、言いたいことがはっきりしなかったり、はっきりしていても言ってよいか迷ったりします。
自己表現には、個人的な事情や、社会的な背景が絡まったりすることもあります。
したがって、1発で自分も相手も大切にしたやり取りをするのは難しく、誰にもコミュニケーションの問題は起こります。

 

しかし、人はコミュニケーションなしでは生きていけません。

アサーションは単なる表現法の問題の解決策ではなく、関係のあり方として受け取っていくと、関係づくりのコミュニケーションの道が開けるように思います。

 

 

マンガでやさしくわかるアサーション

マンガでやさしくわかるアサーション

 

 

【女性のリーダーはなぜ生まれない?】一方踏み出す勇気をもらえるメッセージ

【LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲】

【writer:辻野美紀】

こんにちは。

突然ですが、社会においてなぜ女性のリーダーは少ないのでしょう?

私の所属するRealizeの代表は女性ですが(笑)、世間ではまだ女性の管理職やトップなどリーダーと呼ばれる人は少ないですよね。

 

さて今回は、そんな疑問についても触れている『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』という本をご紹介します。著者のシェリル・サンドバーグフェイスブックのCOOです!

本書はTEDで200万回以上視聴された動画から生まれたもので、タイトルのLEAN INとは、一歩踏み出すという意味です。

今回は本書から私の心に残った3つのメッセージをご紹介します!!

 

同じテーブルに着く 

突然ですが、あなたは仕事で成功した時に何のおかげだと思いますか?

男性は自分の資質や能力のおかげと考えるのに対し、女性は自分の外に原因を求める傾向があるそう。また失敗した時には、女性は自分のせいだと考えることが多いのだとか。

 

幸運に感謝することが悪いわけではありません。

ただ、自信を持っていないよりも持っていた方が、前向きに自分を評価した方が、物事は上手くいくもの。自分自身を信じることで見えてくるものもあります。

シェリル氏は自信を持ちたいときは「自信があるふりをする」という方法を取っているとのこと。そうすると後から自信がついてくるそうです!

 

彼女自身も、男性の同僚の意見が聞き流されることがないにもかかわらず、自分が発した意見は、無視されたり相手にされなかったりすることがあるそうです。

それでも同じテーブルに着こうとし続けるのが、自分の可能性を広げるため、成長するために必要だと彼女は述べています。

 

キャリアは梯子ではなくジャングルジム

アメリカでは出世は梯子に例えられるそうです。

しかしシェリル氏のキャリアは、ゴールは決まっていても、そこへの道筋はたくさんあるジャングルジムのようだったそうです。

彼女は明確なキャリア設計をしていなかったというのだから驚きです!

 

その代わり、彼女は2つの目標を決めています。

それが、①遠い夢と②18か月プラン。

遠い夢、つまりゴールを設定することで方向性を定め、18か月プランを立てることで仕事上や個人の目標を設定しているそうです。

これはいろんなことに応用できそうですね!

 

「すべてを手に入れる」のは神話の一種

「すべてを手に入れるという望みを抱くのは危険な罠」

シェリル氏はそう述べています。

「家事も仕事も完璧でなければならない……」

このような思いを抱えて働いている共働きの女性は多いかもしれません。

職場では家事や育児の負担の少ない男性の同僚と自分を比べ、家庭では専業主婦と自分を比べる……

しかし、当たり前の事ではありますが、時間は有限。完璧を求めていたらみじめになるだけです。

 

そういう意味で、母親にとって、罪悪感のマネジメントは時間のマネジメントと同じくらい重要であるとシェリル氏は述べています。

「すべてをこなせるだろうか」ではなく「自分と家族にとっていちばん大事なことをできるだろうか」と問うことが大切です。

 

さいごに

いかがでしたか?

働く女性のお手本のように見えるシェリル氏ですが、彼女も試行錯誤しながらキャリアを歩んできたことが、本書を読むとよくわかります。

「あきらめるのはもったいない!一歩踏み出そう、頑張ろう!」

そう強く思える一冊です。

マック・ザッカ―バーグ氏の推薦文にもあるように、ぜひ男性にも読んでみてほしいです!

 

 

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
 

 

 

【なぜ読書がいいのか】「読んだら忘れない読書術」をまとめてみた

なぜ読書は必要なのか?読書によって得られる8つのこと

【writer:太田和宏】

Realizeでは月に4冊本を読むことが習慣になってます。そこで今回はなぜ本を読むことが大事なのかをお伝えしたいと思います。

今回の本は「読んだら忘れない読書術」です!

 

それでは早速、、

「本を読みなさい」「読んだ方がためになる」とは言われても、なかなか本を読むことに時間を使えないっていうのはあるあるですよね。

現にデータとして、日本人の年間の読書量の平均は12.3冊とあります。月にたったの1冊です。2013年の「国語に関する世論調査」での「月に何冊読むか」という質問に対して、本を一冊も読まないと回答したのが47.5%です。日本人の半数近くが本を読む習慣がないのです。

「1〜2冊」と回答した人が、34.5%「3〜4冊」と回答した人が、10.9%「5〜6冊」が3.4%「7冊以上」が3.6%となっているそうです。

自分は、この団体に入ってからは、月に10冊読む習慣がついてきましたが、やっぱり習慣化するにしてもメリットがわからないとやる意味がないですからね!

なので今回は、少しでも本を読んでみようかな!って思えるようにお伝えしていきたいと思います!

そして本を月に7冊以上読む習慣をつけて日本人の4%に入っちゃいましょう!!笑

 

本書では、以下の8つの理論を紹介していますが、今回は2つ紹介させていただきます!

  1. 結晶化された知識「デパ地下の試食理論」
  2. 時間「時間購入理論」
  3. 仕事力「料理の鉄人理論」
  4. 健康「ストレス緩和理論」
  5. 頭が良くなる「読書脳活性化理論」
  6. 人生における変化「運命の一冊理論」
  7. 成長「自己成長加速理論」
  8. 喜び「読書エンタメ理論」
1. 結晶化された知識 「デパ地下の試食理論」

「今はインターネットの時代だし、必要な情報はネットで検索すればなんでも分かる。」極端な人では「ネットがあれば本なんかいらない」という人もいるかもしれません。ただみなさんに知っていただきたいのは【知識】と【情報】が違うということです。ネット情報とはデパ地下の試食のようなもので、有料で販売している商品を小さく切って食べさせてくれるし、1つ1つもとても美味しいです。ただこれをいくつかつまんだとしても、お腹いっぱいにはなりません。

何が言いたいかって、ネット情報は「断片化」されているということです。知識の1部分だけ知ることができても「本」のように物事の全体像を、順を追って体系的に学ぶことはなかなかできないのです。

「情報」とは「事実」であり「結果」であり「事象」です。

知識」とは事実、結果、事象の積み重ねから吸い上げられた「エッセンス」です。

 

本とは、「単なる知識」ではなく「結晶化された知識」であり、単なる羅列された文字情報ではなく、実践可能、応用可能で行動に繋がり、10年経っても風化することのない、「結晶化された知識」を得られるものなのです。 

 

2. 時間「時間購入理論」

本には、何千人もの成功体験と何千人もの失敗体験が載っています。ありとあらゆる成功事例と失敗事例の集大成が「本」といえます。

何か新しいことを始める時、ゼロからスタートするのと「1000人の成功体験と1000人の失敗体験」を本で勉強してからスタートするのとしないのでは、勉強した方が誰もが陥りやすいありがちな失敗パターンを回避し、成功の道筋を最短で見つけ出せるのではないでしょうか。もちろん他人の体験が全て自分に当てはまるというわけではありませんが!

本から学んだ知識を徹底的に活用すれば、1日72時間分くらいの活動も可能なのです!

膨大な時間を節約し、時間を有効的に使う方法が約1500円の本の中に書かれているのです。そう思ったら、本を読むメリットが少し生まれてきませんか?

 本を読んでどうしたかが超大事です

本を読むとメリットはあります。

ただこれは読んで、その後行動に移した時に限っての話です。本を読むことはインプットに過ぎません。

実際に得た知識を活かせている人は3%と言われているそうです。

何に置いてもそうだと思います。大学の勉強も然り、何かのセミナーや研修も然り、それは単なるインプットであり、そこで満足していたら結果何も変わりません。

 

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ラーニングピラミッドを見てもらっても分かると思います。

本書でも、読書をしたら一週間で3回アウトプットしましょうとも書かれています。

結晶化された知識にするためにただ読むのではなく、アウトプットを意識した読書をするとより効果的なように思います!

もっと色々お伝えしたいのですが、気になる方がいたらぜひ読んでみてください!

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

 

 

参考程度に友人のブログです笑

tanzen.hatenablog.com

tanzen.hatenablog.com

「部下が育たない!!」後輩指導へ悩む人への教え方入門

【マンガでよくわかる行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術】

【writer】Realize運営 辻野美紀

 

「一生懸命教えても部下の成長が見られない……」

「教えるのが苦手で自分で全部仕事をしてしまう」

 

人生、人に何かを教える機会はよくあるもの。

そして教えることに対しての苦手意識を持っている人も、少なくないのではないでしょうか。

私自身、アルバイトでの後輩指導や、そもそも指導でなくとも相手に何かを伝えること・身に着けてもらうことに対して強い苦手意識がありました。

 

そこで今回は、

『マンガでよくわかる 行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術』に基づき、

後輩指導や教えることへ悩む人への教え方入門として、

3つのポイントを厳選してお伝えします!

 

そもそも教えるとは?

 

教え方に悩む人は、【教えた相手が結果を出していない】ことに悩んでいるのだと思います。

良い結果を出すためには何が必要なのでしょう?

答えは、

【よい結果を出すための行動】です!

 

教えるということは、

 

・相手が望ましい行動を身に着けていない場合→望ましい行動をできるようにすること

・相手が間違った行動をしている場合→望ましい行動へと変えること

 

そしてそのための教え方として、行動科学が役立ってくるのです!

 

①「わかりました!」をあてにしないこと

 

「「わかりました!」って言ったのに、わかってないじゃん!!」

こう思ったことはありませんか?

 

本書では、「本人が本当に分かったのか」を確認する方法として、以下の3つの方法を提案しています。

 

  1. 復唱する
  2. レポートを書かせる
  3. 成功パターン・失敗パターンを考えさせる

 

これにより、相手の理解度を把握すると同時に、自分の教え方を省みることもできます!

 

 

②具体的な行動で指示・指導すること

 

「やってほしいのはそういうことじゃなかったんだけどなあ…」

指示・指導の仕方を変えてみることでこう感じることがなくなるかもしれません!

 

指示・指導をするときは、行動分析学で行動を定義している【MORSの法則】に基づき表現するといいとのこと。

 

MORSの法則】は以下の4つの条件で成り立っています。

M:Measured(計測できる)=数値化できる

O:Obserable(観察できる)=誰が見ても、どんな行動をしているのかわかる

R;Reliable(信頼できる)=どんな人が見ても、それが同じ行動だと認識できる

S:Specific(明確化されている)=何をどうするかが明確になっている

 

 

例えば、

「計画書をできるだけ早く提出するように!!」というのは、一見行動のようですが上記条件を満たしていません。

これは、MORSの法則に沿って言い換えると、

「計画書を明日の午前11時までに私のメールに添付して送ってください」

と言い換えることが出来ます!!

 

この伝え方には、

  • 行動の行き違いが起こらない
  • 指示したことが実行されているかが一目でわかる

というメリットがあります。

 

 

③補助輪を外してあげること

自転車の補助輪は、補助輪なしで乗れるようになるためにあります。

 

最初出来ないうちにサポートをしてあげることは大切ですが、

それはあくまで【正しい行動を1人でできるようになるため】

 

しかるべき時に、補助輪を外してあげましょう。

 

当たり前のことのようにも思えますが、忘れがちかも。

この点をしっかり頭に入れてみれば、あなたの教え方が変わってくるかもしれません!!

 

 

■まとめ

  1. 「わかりました!」をあてにしないこと
  2. 具体的な行動で指示・指導すること
  3. 補助輪を外してあげること

教え方入門として、上記3つのポイントを厳選してお伝えしました。

 

本書はマンガ中心のため、

「うんうんわかる!!」と主人公に感情移入している間にサクッと読み終えることができてしまいます。

 

休憩中・就寝前・移動中などに読むのにぴったり!

読書の入門としてもおススメです!

 

 

マンガでよくわかる 教える技術

マンガでよくわかる 教える技術