学生団体Realize の読書録

毎月4冊以上読んでるRealize運営陣の読書アウトプット!

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星の王子さま

 

誰でも1度は名前を聞いたことがあるこの作品ですが、実際に読んだことがある人は少ないのではないでしょうか。
この本は、僕たちにいつの日にか忘れてしまった大切な何かを思い出させてくれます。
そんな作品です。

今日は、簡単なあらすじと内容、さらに名言を紹介していきます。

 

 

星の王子様の作者サン・テグジュペリ

 

 

サン・テグジュペリはフランス人の飛行士であり小説家です。そんな彼が書いた「星の王子さま」(「様」ではなく「さま」なんです)は1943年に初めて出版された彼の代表的な小説。

この作品は世界200ヶ国以上の国と地域で出版され、世界で1億5千万冊も売れた大ベストセラーなのです。

日本でも様々な出版社や翻訳家によって翻訳されているため、表紙はもちろん内容の少し変わったものが出版されています。

 

星の王子さまのあらすじ・内容

 

それでは、簡単に星の王子さまのあらすじ・内容を紹介していきます。

 

①飛行士である僕が砂漠に不時着。そこで、星の王子さまと出会う

ぼくは自分で壊れた飛行機を修理して砂漠を出ようとしていました。そこに現れたのが星の王子さまでした。

 

②ある星の王子である星の王子さまは、ある『バラ』を理由に自分の星を捨ててきたという

王子さまと話をしてみると、王子さまは普通の家サイズしかない星を捨ててやってきたという。

 

その原因はある『バラ』でした。

王子さまの星にとても綺麗なバラが咲きます。

そのバラは王子さまを振り回すようになりました。

王子さまはそれに耐えられなくなり、星から逃げ出してきたといいます。

 

③王子さまは『ぼく』にここに来るまでに回ってきた、6つの星のお話をします

王子さまはここに来るまでに回ってきた6つの星の話を『ぼく』にしてくれます。

 

「王様」の星。

「うぬぼれや」の星。

「酔っ払い」の星。

「ビジネスマン」の星。

「点灯夫」の星。

「地理学者」の星。

 

こうした星を回ってきて地球にやってきたことを教えてくれます。

 

④地球にはバラが何千本もあった。王子さまはキツネと出会い大事なことに気づく

地球にはバラが何千本もありました。

王子さまは自分の星には一輪しかなかったバラが、どこにでもある花であることを知ります。

その後、キツネと出会い、王子さまはキツネにもう一度、何千本も咲いているバラを見に行くよう勧められるのです。

 

何千本ものバラを見た王子さまは、

自分の星のバラは世界に一輪しかないバラであることに気づかされます。

 

⑤王子さまはヘビに噛まれるという方法を使い、自分の星に帰る

ちょうど王子さまが地球にやってきて1周年の日になりました。

自分の星が遠すぎて、自分の星まで体を持っていくことができない王子さまは、ヘビに咬まれるという形で星に帰っていきました。

 

 

オリエンタルラジオ中田さんの「星の王子さまの解説が面白いと話題に

↓↓

https://twitter.com/yuki0652/status/803222374682218496

 

星の王子さま名言6選

 

大人たちは頭が固いので、事実をありのままに見ることができません。 

あの花は、どこにでもある普通の花だったんだ。

君は、飼いならしたものしか知ることができないんだよ。 

きちんと決めてあるから、ある一日がほかの日と異なる。

ある時間が、ほかの時間と異なる。

あのバラは、たった一輪でも、キミたち全員よりも重要なんだ。

それはね、ものごとはハートで見なくちゃいけない、っていうことなんだ。 

大切なことは、目に見えないからね

 

それぞれ読む人によって、様々な思いが起こされる言葉たちです。ここではどんな意味があるのか分からないものもあると思います。

ぜひ、一度この本を読んでそれぞれの言葉にあなたが思う自分の思いを感じてみてください。

 

 

自分の大切にしたいものを見つけたい時、『星の王子さまを読んでみよう

 

 

自分が本当に大切にしたいものが分からなくなってしまっている時に、ぜひ読んでほしい一冊です。

本を読むのが苦手な方でも、ページ数も少ないので読みやすいと思います。

 

まだ読んだことがない人がいれば、ぜひ一度読んでみてください。

 

読むときの、「歳」「感情」「思い」によって感じることも大きく変わってくると思いますよ^ ^

 

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)