学生団体Realize の読書録

毎月4冊以上読んでるRealize運営陣の読書アウトプット!

「29秒の決断」即断即決が成功者の条件である!!

20年間の調査を金銭的援助なしでやる気はあるか?byカーネギー

1908年、新聞記者として世界の鉄鋼王アンドリュー・カーネギーにインタビューをした事をきっかけに、「20年間無償で500名以上の成功者の研究をして、成功哲学を体系化してくれないか」と頼まれる。 彼は「やらせてください」と即答、それから20年間苦悩の末、約束通り1928年に『頭を使って豊かになれ(思考は現実化する)』(Think and Grow Rich)を執筆する。

参考:ナポレオン・ヒル - Wikipedia

タイトルは鉄鋼王と称されているアンドリューカーネギーが、「思考は現実化する」という著書を書いたナポレオン・ヒルという成功哲学の祖と言われる人物に成功哲学を体系化してくれとお願いした時に言った言葉です。

そしてそれに対して、ナポレオン・ヒルは即答(29秒)で「やります」と言ったそうです。

 

するとカーネギー

「29秒。君が答えを出すまでに29秒かかった。私は1分を超えたら君を見込みのない、ただ一人の人間として諦めるつもりだった。この種の決断というのは、1分以内に出せる人間でなければ、その後何をやらせてもダメなものなんだよ」

と言ったそうです。

これが成功哲学の祖と言われるナポレオン・ヒルが残した「29秒の決断」という成功者の条件です。

 

やる気がないから行動できないは嘘?

損保会社の社長W・クレメント・ストーンの言葉で

「人は熱意があるから行動をするのではない。熱意ある行動をするから、熱意が生ずるのだ。」

とあります。

これがどういうことかというと

「熱意があるように振る舞うことで本当に熱意が生じる。」ということです。

「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」という心理学者ウィリアムジェームズの言葉も似たような感じです。

 

世間的に成功者と言われてる人たちがいうのが、「まず行動しろ」ということ。

これは心理学でも裏付けされていて、「やる気がないから行動できないのではなく、行動するからやる気が出てくる」という作業興奮の原理というものがあります。

これは脳科学にも関係していて、「手を動かす」のようにまず行動をすると

脳内では、ドーパミンが分泌されるのです。

 

簡単にドーパミンの説明

ドーパミン(幸福物質)

ドーパミン分泌=幸せ

・幸せになる方法=ドーパミンを出す方法

・目標達成の時、目標や計画を立てている時点でも分泌される

ドーパミン前頭葉の前頭連合野の「ワーキングメモリ(作業記憶)」と深く関係している。

 このドーパミンの分泌は、情報処理能力、注意・集中力、計画性なども影響している。

 ドーパミンが分泌された状態では、物覚えが良くなる。

 

ドーパミンが分泌させる7つのステップ

ドーパミンは「もっともっと」を好む物質である

  1. 明確な目標を設定する

  2. 目標を達成した自分をイメージする

  3. 目標を繰り返し確認する ドーパミンは長期に出続けるものではない

  4. 楽しみながら実行する

  5. 目標達成をしたら、自分にご褒美を与える

  6. すぐに「新しい高い目標」を設定する

  7. 目標達成のプロセスを繰り返す

運動でもドーパミンは分泌される

 

 最後に

人の脳は変化を嫌うようにできています。これはホメオスタシスというのがあるように脳と体には、現状を維持しようとする機能を持っているのです。

メンタリストのDaiGoも人は、努力と根性だけでは変われない。変化の過程そのものをワクワクなどといった感情で満たすことが大事だと言っています。

これが全てではありませんが、

結論「まず行動すること」これに尽きると思います。

 

以上 

【writer】カズ

 

 

まんがで納得 ナポレオン・ヒル 思考は現実化する
 

 

 

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