結果にこだわる人必読!今日から会議を変えるには?
こんばんは!
お久しぶりの読書ブログ、本日は運営のみきが担当します。
皆さんは、会議と聞いてどんな言葉を思い浮かべますか?
つまらないもの?でも必要なもの?面白いもの?
私はRealizeの活動で毎週ミーティングをしていますが、これも一種の会議です。
メンバーがそろって顔を合わせる時間をいかに有効なものにするか。
この観点を忘れないことは、大事なこととはわかっていてもなかなか難しいものです。
今回は、
小野ゆうこ著『「結果を出す会議」に今すぐ変えるフレームワーク38』を参考に、
「今すぐできる」「誰にでも役に立つ」と私が思ったものを1つご紹介いたします。
それはズバリ、「Yes,but」で受け止めて「Yes,and」で広げろ!です!
人の意見を聞くとき、ちゃんと相手の意見を受け止めていますか?
自分もその意見に賛成であるときはできているかもしれません。
では、明らかにその意見に反対である場合は?
そのときも相手の意見を受け入れて受け止めることは必要です。
なぜなら、意見交換の目的は相手を打ち負かすことではないから!!
本書の初めには、バーンズのコミュニケーションにおける5つの秘訣が載っています。
5つは以下の通りです。
①武装解除をする
②思考と感情の2つの共感をする…相手の言葉を言いかえる、相手がどんな気持ちになっているかを理解する
③穏やかな質問
④自分を主語にする
⑤尊重する
そう、会議とはコミュニケーションありきなのです。
当たり前といえば当たり前ですが、忘れがちではないでしょうか。
自分が考えたこと、提案したいことに固執して違う意見の人を敵対視していませんか?
これを意識するだけで、会議の質は良いものになってくるはずです。
そして⑤の尊重するについて、尊重サイクルのためのファイブグランドルールが述べられています。
①ほめる…ほめる=認めるであり安心感につながる
②聴く…傾聴は受信行為ではない、発信行為である
③受け止める…Yes,but語法を使う
④待つ…相手が自らの力で答えを探す。生産的沈黙。
⑤楽しむ…苦しいことも丸ごと楽しむ覚悟を持つ
そう、この③こそ先述した「Yes,but」なのです!たどり着くまでにちょっと長くなりました(笑)
「Yes,but」はまず相手の意見を受け止めて、そこから「でもね、」と自分の意見を付け加える方法です。
さて、ではもう1つの「Yes,and」です。
提案について話すとき、以下の3つのコミュニケーションの仕方があります。
①片方がもう片方に提案するが何でも即否定する(ニューヨークに行こうよ→しかめっ面でノー!嫌だ!)
②受け止めるが理由をつけて断る(ニューヨークに行こうよ→いいね!でも飛行機が苦手なんだ)
③Yes,and!提案に提案を上乗せ(ニューヨークに行こうよ→いいね!ついでにアラスカまで行ってオーロラを見ようよ!→だったらもう世界一周しない??)
この③が一番気楽に考えられて発想が拡散できるといわれています。
実際取り組もうとすると「Yes,but」はできても「Yes,and」は難しいと思う人も多いのではないでしょうか。
「人の意見を批判するときは自分の意見を出すようにする」とよく言われていますが、人の意見に賛成するときも、ただ「いいね」というのではなく、提案を重ねられたら素敵ですね!
今回私がご紹介したものは、本書の中でも本当に本当にごくわずかな一部分にすぎません。そしてバーンズのコミュニケーションにおける5つの秘訣やファイブグランドルールに関しても少ない説明にとどまってしまいました。
本書には、会議を変えるためのフレームワークも多く載っていますので、興味のある方はぜひご覧ください!
ちなみに私が本書の中で今すぐ取り入れたい!と一番強く思ったのは、ブレインストーミングならぬブレインライティングです!
Realizeのミーティングで早く使ってみたい!!
それではまた!
- 作者: 小野ゆうこ
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2016/03/25
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